最近の弊所のクライアント様においては、
景気のいい話が次々とあるようです。
景気のいい話があるクライアント様を見ていると、
(1)いい技術を持っていること
(2)いい人脈を持っていること
(3)情熱を持っていること
(4)売り込み方を知っていること
このようなことが必要なんだと思いました。
どれか1つ欠けても、景気のいい話にはならない。
特にビジネス上、(4)は重要だと思います。
どんなに優れた技術でも
売り込み方が下手であれば売れない。
今の日本も全体的にそんな感じがあります。
技術だけでなく、売り方まで考えて
開発~特許戦略を練る必要があります。
適当にやっていては
「いい技術だね」
だけで終わってしまいます。
弊所では以前から、ビジネスを絡めて考えた開発~特許戦略を
クライアント様にご提案させて頂いていますが、これを意識して実行する、
しないで、クライアント様にも大きな差が出ていますね。
また、弊所の場合、頂く資料について、クライアント様がムッとするくらい
強くダメ出しをすることがあるので、煙たがられることもありますが、
これもクライアント様のためです。
現状で実施例が足りないなら、もっと試験を行なってもらい、
それでも足りないなら、国内優先権主張出願時までにカバーして頂く。
そういった戦略も当然提案するわけです。
心を鬼にしてでも、きちんとした特許出願の書類を作らないと
報酬をもらう意味がありません。
私の使命は、
「いい技術を開発した方の特許を取得するお手伝いをして喜んで頂き、
そのお手伝いに対して報酬を頂くこと」
です。
つまり、弁理士として当たり前のことをするだけなのです。